ジャニオタは国会図書館に行くべきだ
どうも。ゆうきです。
(注)すべての情報は筆者の経験と記憶に基づくものであり、来館・オンライン利用の前には公式HPを一読することを強く推奨します。
先日、国立国会図書館に行ってきました。
もう、ホントに楽しかったです。
ここはオタ活スポットです。(違います)
現場、ジャニショの次くらいにはジャニオタのテーマパークです。(表現力)
てことで国会図書館について説明するとともにジャニオタにどうおススメできるかを力説しようと思います。
1.そもそも国会図書館とは
国立国会図書館とは、基本的に日本で刊行されたすべての書籍が収められている、国の本棚とでも言えるような場所です。
東京都千代田区永田町に東京本館が、京都府相楽郡精華町に関西館が、東京都台東区上野公園に国際子ども図書館があります。東京本館と関西館は基本的に満18歳以上が利用できます。(ただし、学校でのレポート作成などの目的で、地域や学校の図書館に置かれていない、国会図書館にしかない資料を閲覧したい場合などの条件下で18歳未満でも申請をすれば利用できることがあります。)これは、国内で出版された書籍の保管なども国会図書館の設置主旨であり、書籍を大切に守るためです。国際子ども図書館は「子ども」と付いていますが、誰でも入館できます。今回は東京本館に関しての情報中心です。
「図書館」という施設名ですが、学校図書館や地域の図書館とは違い、本は借りられません。館内で閲覧できます。
2.どうすれば国会図書館に行けるの(東京本館)
いつもは登録済みであれば(後述)いつでもそのまま入館できたとのことですが、現時点*1では館内での密を避けるために入館予約制です。
まず、公式ホームページでオンライン利用者登録をし、フォームから入館抽選に申し込みます。月曜起点の一週間分の抽選申し込みが前の週の水曜期限で行われ、当選メールが来たのは翌木曜日でした。
そして当日現地に向かいます。最寄りは東京メトロ永田町駅です。国会議事堂前駅からも徒歩圏内です。駅からすぐとのことですが筆者は電車を使わなかったのでよくわかりません。駐車場は一応ありますがあまり多くないので車での来館はお勧めしません。筆者は自転車で行きましたが、駐輪場は十分なスペースが確保されていました。
到着したら、初めての方はまず新館の登録窓口に向かいます。申請用紙に必要事項を記入します。オンライン利用者登録済みであれば記入するのはIDと名前と生年月日とメールアドレスくらいです。オンライン登録していなければ住所なども必要ですが、現在はそもそも入館予約にオンライン利用登録が必要です。そして記入済みの申請書と本人確認書類*2を持って申請カウンターに行き、番号札と利用の手引きを貰い、ベンチで待ちます。番号が呼ばれたらカード受領カウンターに行き、確認のために名前を聞かれるのでフルネームで答え、カードを受け取ります。水色の割と堅いカードです。8月の平日の朝10時過ぎくらいに申請したら、待ち時間は10分くらいでした。
そして本館の入り口に向かい、荷物を預け(後述)、改札みたいなやつにカードをタッチし、入館します。
まず、館内に無数にあるパソコン、もしくは自分の端末から閲覧したい書籍を選び、閲覧申請します。この時、書籍は3冊まで、雑誌は10冊まで申請できます*3。
そして到着確認用のパソコンもしくは自分の端末で到着したことを確認したら受取カウンターに行き、カードを出して受け取ります。利用が終わったら返却カウンターで返却します。この時もカードが必要です。
大凡申請してから本が用意されるまでに2~30分かかります。館内は割と優秀なWi-Fiが飛んでいるので待ち時間も大丈夫です*4。
そしてこれを好きなだけ繰り返します。滞在時間に制限はありません。
3.国会図書館に行くのに必要なものは?
まず注意事項として、館内に持ち込めないものがあります。B5サイズを超える大きさの鞄や傘、ハサミなどの刃物、カメラなどです。そういったものは入り口横のコインロッカーに預けます。100円必要ですが、出すときに戻ってきます。
財布やスマホなどの手回り品、飲み物、タブレットやパソコンなど閲覧の際に使うものなどはロッカーのそばに置いてある透明な袋に入れて持ち歩きます。感染対策なのかはわかりませんが、透明な袋は使い捨てで割と薄かったので、自前の透明な鞄(プールバッグ的な)を持ってきている人もいました。
・利用者カード(登録済みの場合)
・本人確認書類(登録していない場合)
絶対に必要なのは以上です。以下は一般的な利用者として持ってきた方がいいものです。
・借りたい本をまとめたリスト
普通に紙やスマホのメモにリストアップしてもいいですが、国会図書館オンライン*5でその書籍が行く館に置いてあるかを確認し、予めカートに入れておく方が時短に繋がります。
・飲み物
館内で飲み物が飲めるところは制限されていますが、基本的に割と長い時間滞在することになるのでパッとボトルや水筒など蓋の閉められるもので持っていくことをお勧めします。あと注意事項なんですが、永田町界隈ってコンビニやスーパーはおろか自販機すらほぼないんですよね。土地柄でしょうか*6。あと炭酸飲料は出来ればやめた方がいいです。めちゃくちゃ静かな空間なのでプシュが目立つ。
4.ジャニオタ的おススメの使い方
ではなぜ、この施設がジャニオタにおすすめできるのでしょうか?
それは昔の雑誌がたくさんあるから!
もう本屋では売っていない、地域の図書館にもない、推しが出てる記事一つのためにメ〇カリやブ〇クオフで買うのはなあ、、、っていうのがいくらでも置いてあります。因みにMyojoは1993年から、Wink Upは1988年から、ポポロは1992年からPOTATOは創刊号から*7です。Duetはありますが国際子ども図書館にあるので永田町にはありません。
調べたらHiBのギャラボとか20年前のJr.名鑑まで一部あるようです。
(嵐関連でどれくらいあるのかなーって「嵐」で検索掛けたら2万件近くヒットしました。一般名詞だもんなHiHiJetsとかと違って。)
これはジャニオタ的罠だと思うんですが、Myojoとかは雑誌扱いなのに、Myojo LIVEは書籍扱いなんですよ。何が問題かって言うと、まず雑誌と書籍では受取場所が違います。書籍は本館、雑誌は新館です。建物の中を通って行き来できますが、割と距離があります。そして、前述の通り、雑誌は一度に10冊申請できるのに対して書籍は3冊までしか申請できません。
私は今回Myojo LIVE中心に閲覧したかったので、おススメは3冊一気に出さずに2冊と1冊に分けて申請することです。最初に2冊受け取ったら次を申請、待っている間に読んでを繰り返して待ち時間を減らせます。
あと紙とペンを持ってきた方がいいです。複写もできるそうですが、書籍の保全のために自分でするのではなく申請してスタッフにやってもらうことになるので手間もかかるし有料です。どうしても、ってページ以外は推しの言葉をメモる方がいいです。スマホでもいいんですが、申請やらで割と使うのでバッテリーを消費したくなくて紙にしました。因み館内は一切の撮影が禁止なので書籍をスマホで撮るとかは禁止です。静かな館内に「カシャ」が響くのが迷惑ということでもあります(無音カメラならいいとかいうことではないです)。
ちなみに申請してから受け取るまでに20分くらいはかかるので申請して受け取って読んで返すまで、推しの記事を読んで軽くメモするとしたら30分くらいでしょうか。筆者は雑誌を1~3冊借りて読んでを4周くらいと他の普通の書籍の閲覧を3冊ほどで3時間は滞在しました。
なので割と長い時間滞在することを前提に予定を立てるべきです。
あと、「もしかしたら周りに『こいつジャニオタかよ』って思われるかも、、、」って躊躇しないでください。私の偏見ですが、ここに来る人は周囲に余り興味がないです。自分の読みたい本にしか興味ないです。
上にも書きましたが、貸し出しの手続きと色々な案内以外ではほぼ声を出さない空間なので、友達と来て雑誌を開いて「キャー○○くんかっこいい~」とか声に出すのはやめてください。一人で来る方がいいと思います。
なぜか今回外観を撮った写真を入れられないので高校時代に撮った国会議事堂がこちらです。確か6月の日曜とかだった気がします。余りにも人通りがないし車もほぼ来なかったので、そこら辺の警察官に許可を取って横断歩道の真ん中から撮りました。日曜昼下がりのこの通りを自転車で走り抜ける気持ち良さったらないです。
てことで
そうだ、ジャニオタ、国会図書館に行こう
では
*1:2021年8月下旬
*2:免許やマイナンバーカードなど住所が確認できるもの。筆者は最初学生証を出しましたが住所がないので保険証も追加で出しました
*3:申請~返却までを合わせてこの数です。例えば2冊が手元にあるときに新たに申請できる書籍は1冊です。
*4:蛇足ですが、筆者の利用している楽天モバイルは館内では圏外だったり一本しか立たなかったりしました。Wi-Fi最高。
*5:国立国会図書館―National Diet Library
*6:また蛇足ですが、筆者は高校時代に皇居回り(主に外堀通り、たまに内堀)を一周歩いて回ってその記録を激長レポートにするという課題をこなしたことがあるのでそのことを心得ていたので多めに持っていきました。
*7:一部欠番あり