輝く未来が君を待ってるから

Jとその他諸々が好きなDD予備軍によるぼやき。完全なる自己満ブログ。

私が結局EBiDANを本質的に好きになることがなかった理由

こんにちは。

ゆうきです。

 

今日は私がなぜ本質的にEBiDANを好きになることができなかったのかをじっくり考えた結果を記します。

注意:少しでもEBiDANをマイナスに捉えているような文章を見たくない方は絶対にこの先を読まないでください。

あとジャニーズのことをJと表すことに大した理由はありません。意味が同じなら文字数少ないほうがいいでしょとか嵐の二宮くんが松本くんのことをJと呼んでいることと大差ありませんとか言っておきます。

そう書いてわかるように簡単に言えばとにかくJが出てきます。それが嫌な人も見ないでください。

あと見切り発車で書いているので話が結構飛びます。

 

本題に入る前に、私がEBiDANに出会ってから今までの経緯について話しておきます。

まず、最初にEBiDANを見たのは多分中1~2の時とかだと思います。5年ほど前です。本屋でJメインの雑誌(Myojo、WinkUP等)を見ていた時に(当時はJr.、というか嵐以外のJにすらそんなに詳しくなくて、知っているアイドル誌は通っていた図書館に置いてあったMyojoだけだったので、)目に付いた雑誌の中にJUNONがあり、表紙に若い男性が集団で写っていたので「これもJ誌なのか」と思い、何となく手に取り、中を見ました。しかし、そこにJの姿はなく、Jっぽいようなそうでもないような青年や少年がグループで写っていました。確かM!LKとかスパドラとかさくらしめじとかがいた朧げな記憶があります。あときっかけはわかりませんがなぜか同じくらいの時期にさくらしめじの「いくじなし」を知ったのでその曲だけは知ってました。あと昨日の記事にも書いたように天てれが好きだったので視聴していた時期に出演していた翼くんが所属している「Prizmax」と矢部くんが所属している「DiSH//」の存在は知っていました。しかしそれ以上にハマることはありませんでした。

そして時は流れ、2018年の秋ごろ、YouTubeスパドラの確かワチャガチャのMVを見てなんとなくかっこいいな~と思って公式さんの動画を見あさってたところで「Stella」のあの長いライブ映像を見て魅力を感じた。好きになったのは壮吾くんです。それでEBiDANに興味を持ち始めてスパドラの動画とかブログとか見るようになって去年の5月にTwitterスパドラ(EBiDAN)垢を設けた。そしてその他エダマメやアメザリやスタメンらへんにも興味をもって動画とかブログとか見たりするようになった。

簡単に申し上げてしまえばここまでである。つまり、私はEBiDANに一銭もお金を落としていないし、生で見なかった(見ようとするに至らなかった)。ここに出てきていないグループに関しては顔と名前と数曲知ってるところもあれば全員は顔と名前すら一致しないところもある。

私はEBiDANファン、EBiDANオタと呼ぶに至るまでにならなかった。

 

ここから先が本題。「EBiDANを本質的に好きになるに至らなかった」理由である。

最後にもう一押ししておくが、EBiDANを少しでもマイナスに捉えるような文章が見たくない人は絶対に絶対にこの先に進んではならない。コメントは勿論受け付けるが責任はとらない。

あと言っておきたいのは私はEBiDANの存在を否定したいのではないということ。もちろん彼らの魅力を知って彼らを見たいと思いました。「彼らの魅力をたくさん知っているつもりです」とかおこがましいことを言えるほどではないですが。

 

簡潔に申し上げると

Jの下位互換だから。

である。この言葉は本人たちのことを表したいのではありません。私がそうとしか捉えられなかったということと、そう捉えているファンにいい加減嫌気がさしたということです。ここで、前者は確実に後者に由来します。

まず、EBiDANが再三本人たちからも言われている「非アイドル」について、私はあくまで「アイドルであることを前提に」言っていると捉えています。もうこの時点で否定する人がいるのでしょう。しかし、アイドルの辞書的意味は「あこがれの的」「熱狂的ファンを持つ人」だそうですが、その意味にすれば俳優だろうが芸人だろうがアイドルになってしまうので「ある程度の水準の容姿を持ち、歌とダンスを中心としたパフォーマンスによってファンを魅了し、かつ成長を見守られる存在」としておきます。因みに、興味ないので一切知りませんが、韓流のなんちゃらとかもLDH系統も私から見ればアイドルです。この定義に嵌るので。

そう考えれば、超特急の「史上初のメインダンサー&バックボーカルグループ」もDISH//の「演奏しながら踊る」もスパドラの「エモーショナル重低音のダンス&ボーカルグループ」も「アイドル」という定義の中で何か他にない特徴を見つけた結果にすぎません。それはJも一緒です。関ジャニの大阪・関西出身であることを前面に出していることやキスマイのローラースケートはわかりやすい例だと思います。「他と一緒じゃ売れないから新しい何かを」はどのビジネスでも同じです。

そして、今の日本の男性アイドル文化を作ったのは紛れもなくJです。いや、日本どころじゃなく少なくとも東アジアに存在する男性アイドル文化はすべて少なからずJの影響を受けているでしょう。それはEBiDANでも例外ではないでしょう。共演NGというか、例えば佐野くんがVS嵐に出た際もEBiDANの、アイドルユニットのメンバーであることは一切触れられておらず、また、彼らの発言の中でJが出てくるのは見たことがないですが(私が知らないだけであったらごめんなさい)、歌って踊る男性アイドルとして活動する中で意識しないはずがないでしょう。

※削除しましたが、北村くんはVS嵐には出演していませんでした。松本くんの話の中で名前が出されただけでしたね。申し訳ありません。

ここまでがEBiDANのアイドル性に関する私の解釈です。

 

そんな中で、EBiDANの動画のコメント欄やTwitterに必ずと言っていいほど存在する「EBiDANがMステに、紅白に出られないのはJのせいだ」という意見。さらにはその主張を強めたいのか、「Jが独占している」「Jは裏で悪いことをしている」といった明らかにJを蔑むような意見。それが私がEBiDANをマイナスに捉えようとしてるそもそもの原因です。

何が言いたいかって、いや、それは違うでしょと。確かに、Jがいることで他の男性アイドルの枠がなくなっているのかもしれない。詳しくない人から見ればJだろうがEBiDANだろうがLDH系統だろうが韓流のなんとか(本当に知らないだけなので、馬鹿にするつもりはありません)だろうが若い男性が歌って踊ってそれを見た女性が嬉しそうになっているという点でアイドルです。(男性ファンを否定するつもりもございません。もっとジャニオタ男子増えてほしいくらい。)だとして、Jがいなくなれば、EBiDANはその枠を勝ち取るほどの実力はあるのだろうか?

どう見てもJとEBiDANの実力差は明らかでしょう。個人の主張より説得力のある数字で。ということで、いろいろとデータ比較です。まずはオリコン年間シングル売上ランキングを100位まで見てみましたが、Jは2019年度*1は7位の「Brave/嵐」を筆頭に100位までにキンプリ、キスマイなど13グループ24タイトルがランクイン。2018年度は10位の「シンデレラガール/King&Prince」を筆頭に嵐、Hey!Say!JUMPなど12グループ22タイトルがランクイン。2017年度は10位の「Doors/嵐」を筆頭に関ジャニ、Hey!Say!JUMPなど13グループ24シングルがランクイン。それに対してEBiDANは2019年度はグループとしてはM!LKのみ、90位に「ERA」、95位に「かすかに、君だった」の2タイトルがランクインしてます。2018年度は67位に「a kind of love/超特急」、85位に「SWEET DEVIL/SUPER DRAGON」、96位に「Over The Storm/M!LK」の3タイトルがランクインしています。2017年度はグループとしては超特急のみ、59位に「My Buddy」、61位に「超ネバギバDANCE」の2タイトルがランクインしています。このデータを見れば円盤での実力差は明らかです。そもそもそれぞれ何枚売っているのかはわかりませんが、JがEBiDANの10倍も出しているとは思えないので。

ここで、「EBiDANは公式が無料でシングル表題曲のMVを配信しているから」と言いたくなるのかもしれませんが、それはただのやり方の違いですし、じゃあデジタルでの無料配信をしていなかったらJの売り上げを上回っているかってそれも違うでしょう。

サブスクの方を見ても、Jに関するチャンネルの登録者数*2は嵐が254万人、Jr.チャンネルが94万人、SixTONESが58万人、SnowManが50万人、事務所全体が38万人です。EBiDANに関連するYouTubeチャンネルの登録者数*3「stardustdigital」が28.6万人、超特急が6.87万人、ONE N' ONLYが4.78万人、PRIZMAXが2.55万人、M!LKが2.44万人でそれ以外のスパドラさくらしめじやバトボは2万人未満です。しかも、ジャニーズは基本的にアナログな会社ですから、サブスクに乗り出したのはここ2年くらい、それもはじめはデビュー前のJr.のみで、デビュー組は最初に嵐が開設してまだ半年足らずです。

また、グループ全体を引っ張る看板グループという観点で見ればJは言うまでもなく嵐でしょうし、EBiDANは超特急でしょうが、嵐が今までに出したシングルCDで1位*4を獲得できていないのは57枚のシングルのうち、「台風ジェネレーション(3位)」「感謝カンゲキ雨嵐(2位)」「とまどいながら(2位)」「ハダシの未来/言葉より大切なもの(2位)」の4枚。(それでも1位にこだわるJでは1位を取れない嵐は「落ちこぼれ」でした。)それに対して超特急は17枚のシングルのうち、1位は「超ネバギバDANCE」しかありませんでした。*5

しかし、そもそもの違いとして、グループ全体の出自があります。EBiDANは1979年に設立された芸能プロダクションであるスターダストプロモーションの中で、2010年に開始されたのが男性アイドル育成である「恵比寿学園男子部」という部門です。それに対してJはグループとしてのスタートはよくわかりませんが、1962年に渡辺プロダクション*6の子会社として設立され、1962年に初代ジャニーズがデビュー、それ以降多少女性が所属していた時期があったものの、ほぼ一貫して男性アイドルの育成のみを行ってきました。つまり、EBiDANはほかの分野でビジネスが成り立っている会社が始めた男性アイドル部門を指すのに対して、Jは事務所に所属する者全体を指すという違いがあります。EBiDANを擁護するとかいうことでもないですが、超特急がスターダストの中で部門としてのパイオニアであるのに対して嵐はJはあくまで完成していてその中でデビューしたアイドルが年月を経て看板になったということです。

ここまでが数字的な比較です。ではこれを踏まえて、それでも「Jがいなかったら男性アイドルの枠をEBiDANが取れる」と言えるのか?それだけJに追い付け追い越せしているといえるのか?

ここまでを踏まえて根本的に言いたいのは

Jがどれだけの歳月をかけて男性アイドル文化の土台を築いてきたかわかってほしい

Jは50年以上前から男性アイドルの育成をやってきた。Jが芸能事務所としてスタートしたころ、日本のテレビ界はまだ黎明期だった。その時期からタレントを輩出し続けたという「時の運」によって現在もJが得ているものは大きいだろう。ただ、勘違いしないでほしいのは「EBiDANは地方のドサ周りとかストリートやフリーイベントからやっていくが、Jは入ってすぐドームやホールが用意されている。だからJは苦労していない」ということ。それは違う。確かに、Jは入って1年目のJr.でもドームやホールに乗るチャンスが大いにある。しかし、そもそもJは事務所の規模が大きいのでハイリスクハイリターンだし、それは必ずしも実力と結びつかない。必死になって青春を捧げて頑張ったってデビュー、さらには全国区での俳優業などを含んだ活躍という栄光を手にできるのはほんの一部だ。デビューを手にしたスノストだってまだどうなるかはわからない。

 

JとEBiDANはファン層がかなり被っている。というか、EBiDANのファンで元Jのオタクという人や掛け持ちは多い、とはてなブログの記事で見たことがある。

 

あと、そもそも、そうやってTwitterやら公式動画のコメント欄やらにいちいちJを出してJを蔑むことでしかEBiDANを上げられないのってなによりEBiDANを選んで頑張っている彼らに失礼じゃないの?って思う。地域の問題とか履歴書送ったけど落ちたとかそういう「Jを選べなかった」事情もあるのかもしれないが、あれだけ顔のいい少年がそろっていればJに履歴書を送れば通っていた子は少なからずいるだろう。そうだとしても、そもそもEBiDAN一直線だったとしても、彼らには「EBiDANを選んだ」という事実がある。そんな彼らに面と向かって「JさえいなければMステも紅白も出られるのにね」とか言えるのか?

 

そんなどうしてもJと比較せずにはいられない自分の、ファンの姿勢に嫌気がさしたのである。確かに、そうではないファンもいるだろう。心の奥底で思っているいないはともかく少なくとも人の目に触れるところでそういった趣旨の発言をしていないファンも多くいるだろう。しかし、集団の中でマイナスな行動をとる人は目につきやすい。100人いて、99人が止まっていて1人が動いていたら、動いている1人はすぐ見つかる。一応言っておくが、私は結構YouTubeのコメント欄をじっくり読む方だ。新たな発見があることも多いし、自分自身でもコメントすることが多い。

 

いや、もう最早結局私はJの擁護をしたいだけなのかもしれない。そう言われてもいい。私はそれだけJに魅せられた。Jがさまざまな変化を見せ、賛否両論が飛び交う今、応援しないほうが楽なのかもしれないとか思うこともある。でも私は結局Jが好きなのだ。

 

以上、1年強EBiDANにハマろうとした女子が結局傾倒するまでに至れなかった理由だ。

結局Jとの比較。いつまで日本の男性アイドル市場はそうなのだろうか。いや、私はいつまでもJは頂点であり続けると思っているが。

*1:2020年2月27日現在

*2:いずれも2020年2月28日現在

*3:いずれも2020年2月28日現在

*4:オリコンウィークリー

*5:いずれのデータもWikipediaより拝借

*6:所謂ナベプロ